【思考】お勉強?お遊び?
幼児期の子どもにとって
遊びは学習です。
頭の中で理解して覚えるような
「お勉強」とは違い、
子ども自身が興味や関心を持って、
試したり驚いたり感動したりして、
楽しみながら心や体で
体験していくことを基本としています。
ピアジェ教育
双葉学園は、ピアジェ理論の教材を使ったり普段の保育の中に取り入れたりし、柔軟な思考を養っています。
子ども達があれこれと試し、気づき、発展させていく活動は子ども達の意欲を掻き立て、考える力や応用力を養います。
3・4・5歳児の「めざましあそび」教材は、何回も繰り返し遊ぶことができ、遊んでいるうちにいろいろなことを発見して、それが友だちとの交流にも発展していきます。
先生が答えをおしつけたり、頭で覚えさせたりするのではなく、思考錯誤しながら自分や仲間と解決していく力を養います。
言語教育
双葉学園では、絵本やお話に読み聞かせを毎日行うなど、自然な形で文字に興味や関心を持つ環境を整えています。
数多くの図書を備え、いつでも手に取ることができるようになっています。
また、子どもたちが家庭でも文字に親しめるように絵本の貸し出しも行っています。年長児になると、「ことばあそび」を楽しみながら文字に関心を持ち、「文字あそび」というノートを使って正しい書き方や鉛筆の持ち方などを学んでいます。
英会話教育(異文化教育)
小学校でも英語教育を取り入れ始めましたが、双葉学園では、10年前から「生きた英語教育」に取り組んできました。
講師は外部からの講師ではなく双葉学園の職員です。系統だったカリキュラムのもと子どもたちは、日常生活の中で、自由な形で楽しみながら英語を受け入れています。
国際化の進むこの21世紀に生きていくために、幼い時から異文化に触れ、世界に目を向けられる子どもに願っております。そのためには異文化も日常の事として当たり前に捉えられる子どもに育ってほしいと願っております。
【健康】丈夫な身体作りを!
身体の健康
子どもでも歩く機会が意外と少ないことに驚きます。
生活の便利さが身体を鍛えることを阻んでいるといっても過言ではないでしょう。双葉学園では乾布摩擦や体操を行ったり、近くの公園などに出かけ足腰を鍛える活動を数多く取り入れています。
食の健康(給食)
給食は毎日あります。
毎日、温かいご飯と副食を基本に献立を組みます。栄養面はもちろんのこと、子どもたちがおいしく楽しく食事ができるように配慮しています。
又、現代社会の恵まれた子どもたちに、質素さを味わってもら、物に対する感謝の気持ちを培うため、おにぎり弁当日を隔週で実施しております。
【感性】体験から生きる力を!
双葉学園は体験を通して
感じる心、考える心、
気づく能力を育てています。
驚きや発見は次への意欲となります。
自らが行動し、
意欲と自信に満ちた子ども・
丈夫で明るい子どもになるために、
数々の行動やカリキュラムを
取り入れています。
造形あそび
双葉学園の造形活動は、実体験を通して感じたこと思ったこと、そして、それから想像したことなどをのびのびと表現することを重視しています。
「描くことが楽しい」「作ることが好き!」と個々の感動を大切にした造形活動です。私たち職員も造形講師から指導を受け研鑚を積んでいきます。
音楽あそび
音楽を通して感性を育み、のびのびと表現できるように、学年ごとに系統だった音楽カリキュラムを立てています。
リトミックは各学年とも取り入れ、感じる心や創造力を養っております。
いもほり遠足
苗植え、収穫するという活動を行っています。収穫物は給食や焼き芋にして食べ、いもを栽培・収穫すること、成長に関心を持つとともに、食べ物のありがたさも実感し、子ども達にとってはいろいろな事に感謝できる機会でもあります。
遠足及び園外保育
主に季節に合わせた野外活動です。自然の中で開放感を味わいながらみんなと一緒に力を合わせて行動する楽しさや満足感を味わっています。
また、これらの自然の中で活動することにより、いろいろな虫や草花に興味を持ち、知識も豊富になるばかりか情緒も安定してきます。
お泊り保育(年長組希望者のみ)
先生やお友達と2日間暮らすことにより、自立性、協調性、責任感などを養います。
普段できない体験をし、たくさんの思い出ができるとともに、身の心もひとまとまり大きく成長します。人との関わりも深まり、思いやりやいたわり合う姿が随所に見られるなど、貴重な体験ができます。
しつけ
しつけとは、
「礼儀作法をその人に
身につくように教え込むこと」
とあり、身を美しく(躾)
ともあらわします。
双葉学園では、
特に以下のしつけに力を入れています。
挨拶ができる
挨拶は人と人とを結ぶ絆の第一歩です。元気よく自分から挨拶をできる子どもになってほしいと思っております。
返事ができる
「ハイ」は漢字で書くと「拝」です。人を大切にし敬意を表す語と返事のできる子どもに育ってほしいと思っています。
履物の後片付けができる
「はきものをそろえると心もそろう、心がそろうとはきものもそろう」という誌がありますが、靴をそろえるということは、後片付けと次への段取りの習慣につながります。
自然に身につくように気長に接していきましょう。
姿勢をよくする
姿勢が良いと身体に良いことはもちろんですが、心もしゃきっとします。
身体が健やかに育つために姿勢が大切だと思っています。
しつけは、流れる川の水に字を刻み込むようなものです。何度も何度も、繰り返し伝えなければなりません。
家庭と園が協力して、のびのびした中にも、けじめのある子どもを育てましょう。